「マシンピラティスを始めてみたいけれど、料金が高そう……」
「本当に自分に合っているのかな?」
「始めてから後悔したくない」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
マシンピラティスは、専用マシンを使って身体を動かせる一方で、費用や通いやすさ、予約の取りやすさなど、始める前に知っておきたいデメリットもあります。
大切なのは、メリットだけを見て始めるのではなく、デメリットも理解したうえで、自分の目的や生活スタイルに合っているかを判断することです。
この記事では、くらしかる編集部が調査・取材した内容をもとに、マシンピラティスを始める前に知っておきたいデメリットと、後悔しないための対策をわかりやすく解説します。

くらしかる編集部では、「暮らしを軽くする」というブランドコンセプトのもと、パーソナルジム・ホットヨガ・マシンピラティスなど、さまざまなフィットネス施設を継続的に取材・調査しています。店舗情報だけでなく、駅からのアクセスや周辺環境なども確認しています。記事では、料金や設備だけでなく、契約前に確認したい注意点など、公式サイトだけでは比較しにくい情報も分かりやすく整理しています。また、厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」や、JATI(日本トレーニング指導者協会)などが公開する資料を参考にしながら、当サイトの「運営・コンテンツ制作ポリシー」に基づいて記事を制作しています。
マシンピラティスの主なデメリット5つ
マシンピラティスには、身体を動かしやすくするサポートや負荷を調整できるなどの特徴があります。
一方で、誰にとっても利用しやすい運動方法とは限りません。
特に、費用・通う手間・予約・自宅での再現性・スタジオや指導者による違いは、始める前に確認しておきたいポイントです。
1.マットピラティスより料金が高くなりやすい
マシンピラティスでは、リフォーマーなどの専用マシンを使用するため、マットピラティスと比べて料金が高くなる傾向があります。
また、同じマシンピラティスでも、グループレッスン、少人数制、パーソナルレッスンなどによって料金は大きく異なります。
そのため、「マシンピラティスは高い」と一括りにするのではなく、1回あたりの料金だけでなく、月額料金や入会金、追加料金などを含めて確認することが大切です。
料金相場について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
2.スタジオまで通う必要がある
マシンピラティスは専用のマシンを使用するため、自宅で同じレッスンを再現することは簡単ではありません。
そのため、基本的にはスタジオまで通ってレッスンを受ける必要があります。
自宅や職場から遠いスタジオを選んでしまうと、最初は意欲があっても、仕事や家事などが忙しくなったときに通うことが負担になる可能性があります。
継続することを考えるなら、「どのスタジオが良いか」だけでなく「無理なく通えるか」も重要な判断基準です。
3.人気の時間帯は予約が取りにくい場合がある
マシンの台数やレッスンの定員が決まっているため、スタジオによっては希望する時間帯の予約が取りにくい場合があります。
特に、仕事前や仕事帰り、休日などは利用者が集中しやすいため注意が必要です。
入会前には、
- 予約はどのように取るのか
- 予約の変更・キャンセルはできるのか
- 希望する曜日や時間帯に空きがあるか
- キャンセル料が発生するか
などを確認しておきましょう。
4.自宅で同じマシンを使った練習ができない
マットピラティスは自宅でも取り組みやすい一方、マシンピラティスは専用マシンを使用するため、スタジオと同じ環境を自宅に用意するのは一般的ではありません。
そのため、スタジオで習った動きを自宅でもそのまま再現したい人にとっては、物足りなさを感じる可能性があります。
ただし、マシンピラティスで身につけた身体の使い方や姿勢への意識を、日常生活に取り入れることはできます。
また、自宅で行う場合は、インストラクターから教えてもらった安全な範囲のエクササイズやストレッチなどを取り入れる方法もあります。
5.スタジオやインストラクターによってレッスン内容が異なる
マシンピラティスといっても、すべてのスタジオで同じレッスンが行われているわけではありません。
レッスンの人数、時間、使用するマシン、指導方法、対象者などはスタジオによって異なります。
また、インストラクターによって説明の仕方や得意分野も異なるため、「マシンピラティスならどこでも同じ」と考えないことが大切です。
体験レッスンなどを利用して、自分の目的やレベルに合っているか確認しましょう。
マシンピラティスのデメリットは工夫で軽減できる?具体的な対策
ここまで紹介したデメリットは、マシンピラティスそのものが悪いという意味ではありません。
むしろ、始める前にデメリットを知っておけば、スタジオ選びや通い方を工夫することで負担を減らせる場合があります。
料金が気になるなら「1回あたり」だけでなく総額で比較する
料金を比較するときは、月額料金だけを見るのではなく、入会金や事務手数料、レンタル料金なども確認しましょう。
また、月4回、月8回、通い放題など、自分が実際に利用できる回数に合わせて比較することも大切です。
「安いプランを選ぶ」のではなく、「無理なく継続できるプランを選ぶ」ことを意識するとよいでしょう。
通いやすさを優先してスタジオを選ぶ
どれだけ評判の良いスタジオでも、自宅や職場から遠ければ通い続けることが難しくなる可能性があります。
体験レッスンを申し込む前に、
- 自宅からの距離
- 職場からの距離
- 駅からの徒歩時間
- 営業時間
- 仕事や家事の前後に通えるか
を確認しておきましょう。
予約の取りやすさを入会前に確認する
「月8回のプランにしたけれど、希望する時間に予約できない」という事態を避けるためにも、体験時に予約システムについて確認しておきましょう。
特に、平日の夜や土日など決まった時間にしか通えない人は、実際の予約状況を確認してから契約することをおすすめします。
マシンだけに頼らず、日常生活でも身体を動かす
マシンピラティスはスタジオで行う運動ですが、健康づくりでは、レッスン以外の日常的な身体活動も大切です。
たとえば、
- 普段より歩く時間を増やす
- 長時間座り続けないようにする
- 階段を使う
- 教わった姿勢や身体の使い方を日常生活でも意識する
など、自分の生活に無理なく取り入れられる方法があります。
自分の目的に合ったレッスンを選ぶ
「姿勢を整えたい」「運動不足を解消したい」「身体を動かす習慣を作りたい」など、目的によって適したレッスンは異なります。
マシンピラティスで期待できる効果について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
マシンピラティスが向いている人・向いていない人
マシンピラティスにはメリットとデメリットの両方があります。
そのため、「マシンピラティスが良いか悪いか」ではなく、自分の目的や生活スタイルに合っているかで判断することが大切です。
マシンピラティスが向いている人
- マシンを使った運動を試してみたい人
- インストラクターの指導を受けながら運動したい人
- 身体の動かし方や姿勢を意識したい人
- 一人で運動を続けるのが苦手な人
- スタジオに定期的に通える人
- 費用と通いやすさを確認したうえで継続できる人
マシンピラティスが向いていない可能性がある人
- できるだけ費用を抑えて運動したい人
- 自宅だけで運動を完結させたい人
- 決まった時間にスタジオへ通うことが難しい人
- 予約の手間をかけたくない人
- マシンを使わずに自分で運動したい人
もちろん、これらに当てはまるからといって、必ずマシンピラティスに向いていないわけではありません。
「料金」「通いやすさ」「レッスン内容」の3点を確認し、自分が無理なく続けられるかを考えることが重要です。
後悔しないためのスタジオ選び4つのポイント
マシンピラティスのデメリットをできるだけ避けるためには、スタジオ選びが重要です。
体験レッスンや入会前に、次の4点を確認しておきましょう。
1.料金体系がわかりやすい
月額料金だけでなく、入会金、事務手数料、レンタル料金、キャンセル料なども確認しましょう。
「月額○○円」という表示だけで判断せず、実際に1か月利用した場合にいくらかかるのかを確認すると安心です。
2.希望する時間帯に予約できる
自分が通える時間帯に予約できなければ、継続することが難しくなります。
特に平日の夜や休日に通いたい場合は、体験時に予約状況を確認しておきましょう。
3.自分に合ったレッスン人数・指導方法である
グループ、少人数、パーソナルなど、スタジオによって指導形式が異なります。
一人ひとり丁寧に見てもらいたい人は少人数制やパーソナル、他の人と一緒に楽しく運動したい人はグループレッスンなど、自分に合った形式を選びましょう。
4.無理なく通える場所にある
継続を考えるなら、アクセスの良さも重要です。
「有名だから」「口コミが多いから」という理由だけで選ぶのではなく、自宅や職場から無理なく通えるかを確認しましょう。
マシンピラティスのスタジオ選びについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
✍️ くらしかる編集部からのアドバイス
マシンピラティスを選ぶときは、「メリットが多いスタジオ」よりも「自分が無理なく続けられるスタジオ」を選ぶことが大切です。
料金が安くても通いにくければ継続は難しくなりますし、反対に料金が高くても、通いやすく自分に合ったレッスンであれば、納得して続けられる場合があります。
体験レッスンでは、レッスン内容だけでなく、料金、予約方法、キャンセル規定、施設の雰囲気なども確認しておきましょう。
まとめ:デメリットを知ってから選べば後悔しにくい
マシンピラティスには、身体を動かしやすくするサポートや、インストラクターから指導を受けられるなどのメリットがある一方、次のようなデメリットがあります。
- マットピラティスより料金が高くなりやすい
- スタジオまで通う必要がある
- 人気の時間帯は予約が取りにくい場合がある
- 自宅で同じマシンを使った練習ができない
- スタジオやインストラクターによって内容が異なる
しかし、これらは料金や予約状況を確認する、通いやすいスタジオを選ぶ、自分の目的に合ったレッスンを選ぶなどの工夫によって、負担を減らせる場合があります。
大切なのは、「マシンピラティスはデメリットがあるからやめておく」と考えるのではなく、メリットとデメリットの両方を理解して、自分に合っているか判断することです。
まずは体験レッスンなどを利用して、レッスン内容やスタジオの雰囲気、料金、通いやすさなどを確認してみましょう。
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よくある質問Q&A
マシンピラティスを始める前によくある疑問をまとめました。
- マシンピラティスは初心者でもできますか?
- マシンピラティスは体が硬くてもできますか?
- マットピラティスとマシンピラティスはどちらがおすすめですか?
- マシンピラティスはどのくらいの頻度で通えばいいですか?
- マシンピラティスにはどんな服装で行けばいいですか?
- マシンピラティスは男性でもできますか?
- 腰痛があってもマシンピラティスはできますか?
Q1.マシンピラティスは初心者でもできますか?
はい。マシンピラティスは、運動経験が少ない人でも取り組みやすい運動方法の一つです。
スプリングなどによって負荷を調整できるため、自分の体力や運動経験に合わせてレッスンを受けられる場合があります。
ただし、スタジオやクラスによってレッスンの難易度は異なります。
初めての場合は、初心者向けのクラスや体験レッスンから始めるとよいでしょう。
Q2.マシンピラティスは体が硬くてもできますか?
できます。
身体の柔軟性に自信がない場合でも、マシンのサポートを利用しながら無理のない範囲で身体を動かせる場合があります。
ただし、痛みを我慢して無理に身体を伸ばす必要はありません。
不安がある場合は、レッスン開始前にインストラクターへ伝えておきましょう。
Q3.マットピラティスとマシンピラティスはどちらがおすすめですか?
どちらが優れているというものではありません。
マットピラティスは比較的シンプルな環境で取り組みやすく、自宅でも実践しやすいことが特徴です。
一方、マシンピラティスでは、スプリングなどを利用して負荷を調整したり、マシンのサポートを利用したりできます。
目的・運動経験・予算・通いやすさなどを考えて、自分に合う方法を選ぶとよいでしょう。
Q4.マシンピラティスはどのくらいの頻度で通えばいいですか?
「週に何回が正解」という一律の基準があるわけではありません。
運動経験や目的、生活スタイルなどによって適した頻度は異なります。
まずは無理なく継続できる頻度から始め、身体の状態や生活とのバランスを見ながら調整するとよいでしょう。
頻度について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
Q5.マシンピラティスにはどんな服装で行けばいいですか?
基本的には、身体を動かしやすく、動きを確認しやすい服装がおすすめです。
レギンスやTシャツなど、身体の動きを妨げにくい服装を選ぶとよいでしょう。
また、スタジオによって服装のルールが異なる場合があります。
滑り止めの付いたソックスの着用を推奨しているスタジオもあるため、体験レッスン前に確認しておくと安心です。
服装について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
Q6.マシンピラティスは男性でもできますか?
もちろんできます。
マシンピラティスは女性だけを対象とした運動ではありません。
ただし、スタジオによって男女共用、女性専用など利用条件が異なります。
男性が利用できるかどうかは、入会前に公式サイトなどで確認しておきましょう。
Q7.腰痛があってもマシンピラティスはできますか?
腰痛がある場合でも運動できるケースはありますが、症状や原因によって対応は異なります。
ピラティスと慢性腰痛については複数の研究があり、痛みや身体機能への影響を検討した研究もあります。
一方で、ピラティスが他の運動より常に優れているとは限りません。
また、痛みの原因によっては運動が適さない場合もあります。
腰痛が強い場合や、しびれ、発熱、急激な痛みなど気になる症状がある場合は、自己判断で運動を始めず、必要に応じて医療機関へ相談してください。
参考文献
- Li F, et al. Effects of Pilates on Body Posture: A Systematic Review. Archives of Rehabilitation Research and Clinical Translation, 2024.
- Pereira MJ, et al. Benefits of Pilates in the Elderly Population: A Systematic Review and Meta-Analysis. European Journal of Investigation in Health, Psychology and Education, 2022.
- Denham-Jones L, et al. A systematic review of the effectiveness of Pilates on pain, disability, physical function, and quality of life in older adults with chronic musculoskeletal conditions. Musculoskeletal Care, 2022.
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
- JATI(日本トレーニング指導者協会)公式サイト