毎年10月といえば「神無月・かんなづき」と呼ばれますが、出雲地方では「神在月・かみありづき」と呼ばれます。
神無月と神在月? とても不思議になりますよね。
そして神在月では「出雲大社神在祭」がご奉仕され、一年で最も多くの参拝者を迎えます。
出雲大社神在祭について、ポイントを纏めました。
神在月(かみありづき)とは
一般的に神無月は、全国各地の神様が出雲大社に出向くので「神様が不在の月」を神無月といわれます。
神在月とは、全国の八百万の神々がお越しになられるので「出雲地方」では神在月になります。
また旧暦の10月の1か月間が神在月ですので、新暦では毎年期間が異なります。
2023年 神在月(旧暦10月) | 2023年 11月13日~12月12日(新暦) |
2024年 神在月(旧暦10月) | 2024年 11月1日~11月30日(新暦) |
出雲大社神在祭(かみありさい)
旧暦の10月(神在月)の一週間、出雲大社では神在祭がご奉仕されます。
神在祭では、全国の八百万の神々が集い、神議り(かみはかり)といわれる会議をされます。
神議り(かみはかり)では、人と人とのご縁を結んだり、来年の収穫などを話し合われているそうです。
そのため、一年のうちで最も多い参拝者を迎えます。
神在祭のスケジュール(旧暦)
旧暦10月10日 | 神迎え神事(稲佐の浜)・神迎祭(出雲大社) |
旧暦10月11日 | 神在祭・出雲大社教龍蛇神講大祭 |
旧暦10月15日 | 神在祭・縁結大祭 |
旧暦10月17日 | 神在祭・縁結大祭 |
同上 | 神等去出祭 |
この神在祭では、全国の八百万の神々が出雲大社に集われます。
是非この期間に、出雲大社・出雲地方にお越しに来てくださいませ。